今日の朝散歩は少し足を延ばして普段いかない公園へ。
竹藪を割いたように続く長い登り階段。
セミの鳴き声が上から降ってきます。
涼を感じるにはまだほど遠いですが、明日からは少し曇るよう。
気温の変化にだけは注意したい。
うらみわびの「きょう考えたこと」第43回
はたして私たちはどの程度「頑張って」生きるべきなのだろうか。端的には人生の1日においてどの程度のエネルギーを使うべきなのだろうか。
もちろん、人生では「挑戦するべき」タイミングというものは存在する。ここではその他の日常について考えていきたい。
というもの、うつ症状を抱えながら生きている身としては、体の状態が乱高下することがあるので、日常の中で「最低限やるべきこと」と「できたらやること」を分けて考えるようにしている。
そして、「最低限やるべきこと」というのが日々紡いでいくもの、と捉えている。それは一日では完結せず、明日へと影響していくもの。反対に、今日できたことは明日の良い状態へとつながっていくものだ。
人生においてこの「日々紡いでいくもの」を明確にすることは大切であると思う。
それは毎日、正常に行われることで私たちが日常の生活を行うことができる、いわば人生の土台となることだからだ。具体的には食事や適度な運動、睡眠といったものが挙げられる。これらは日々の生活の中で最優先して実践していくべきものだ。
一方で、その他のことは優先順位を下げる。できなかったら無理にやろうとはしない。このようにメリハリをつける。
「何をするべきか」ではなく、「何をしないとまずいのか」を考え、行動の取捨選択を行う。こうして「紡いでいくもの」を確実に行っていく余力を残す。
最後にこの考えを巡らした経緯について触れておく。それはアクアリウムを通して生き物を飼っている経験からきたものだ。
うつ症状が重い時は本当に何もできないが、調子が悪くても最低限の世話はしなくてはならない。どこかで世話を怠ると正直な自然は容赦のない結果を突き付けてくる。
やるべきことはシンプルにするべきであるが、絶対に手を抜いてはいけないものでもある。自身の体調の変化と生き物の世話。この両者を考えたときに「紡ぐべきもの」という考え方が頭を捉えたのである。
今日も皆さんが幸せでありますように!