うらみわびの【きょう考えたこと】第45回
学生だった頃、学校では答えのある問いばかりだった。
校則が厳しくて、そこから逸れる者を許さない。
私は優等生気質だったから、そこに息苦しさは感じなかった。
一方で、そこに息苦しさを感じる人もいる。
反抗する者もいる。
本当はその者たちの存在、主張自体は認めるべきなのだろうが・・・学問に差し障りのない範囲で。
学校という名の箱の外に出ると迷うことがある。
生き方、考え、主張・・・
どれも一貫性がないように感じる。
ある人には肯定され
ある人には否定され
一体、何が正解なのだろうか、と。
自分の生き方は「これだ!」という境地に達する人がいる。
でも、私はそのようなものを追い求めながら傷つく。
昨日は赤
今日は青
明日は緑の私かもしれない。
一貫性がない。
でも、
どれも「私」。
混沌を抱えながら生きる私。
そんな私を認めながら生きていくこと。
今の私を私自身が認めてあげること。
それが私の生き方。
今のところは。
今日も皆さんが幸せでありますように!